「ちぎり」の取り組み[目標]
入所者様の笑顔はご家族を笑顔にし、スタッフの笑顔も生み出します。
「ちぎり」では、一人ひとりの送ってこられた生活習慣を大切に、入所者様がその人らしい生活を送ることが出来るように支援します。
- (1)寝たきりにしない・させない
- (2)主体性や個性を引き出す
- (3)これまでの生活習慣をあきらめない
- (4)その人を知る・変化に気づく
『その人らしく過ごせる暮らしの場の提供』の実現をめざして
令和6年4月「特別養護老人ホームちぎり」として豊川市篠田町に移転をいたしました。今までの従来型多床室100床の施設からユニット型個室50床・従来型多床室50床としてハイブリット特養へと生まれ変わりました。入居者様の生活スタイルに合わせて居室を選択していただくことが可能となり、その方らしい生活の継続に繋げていける施設に近づくことができたと思います。例え介護が必要な状態になったとしても、ご自宅で過ごしていた生活を継続できるよう生活の基本となる「食事・入浴・排泄」に「睡眠」をプラスし家庭での暮らしの維持をサポートさせていただきます。また介護業務は人命にも関わる仕事です。安心安全な介護を提供するためには、しっかりとした信頼関係を築くことが重要です。関係性が築けていないと身体をあずけるのに恐怖を感じたり、介護拒否につながったりする可能性があります。同様に、大切な家族の介護を安心して任せてもらうために、利用者の家族から信頼を得ることも大切だと考えております。
様々な理由によりご自宅での生活が困難となり「ちぎり」へ入所された方々。私たちスタッフは、その方一人ひとりを知り、その方に送ってこられた生活習慣を大切にし、その人らしく生活していただくために『その人らしく過ごせる暮らしの場の提供』の実現に日々努めてまいります。
特別養護老人ホームちぎり
介護部マネージャー 松本直樹