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[2017-04-05]繋がる【平尾荘】
お花見を楽しみに計画中。
なかなか花が開かず今か今かと待っていましたが
そろそろ良い時期に入ってきました。
が…今度は、お天気の機嫌が良くないような…
みなさん、『荘川桜』をご存知でしょうか?
岐阜県高山市荘川町にある樹齢約500年の2本の古桜です。
昭和35年、御母衣ダム建設のため、当時の荘川村中野地区が
水没することに伴って、同地区にあった2本の桜も水没する予定でした。
しかし、電源開発初代総裁高碕氏は、移植不可能といわれながらも
何とかこの桜を救いたいという強い想いがありました。その想いを受け止めた
多くの専門家や職人たちの力で、世紀の大移植が行われ、奇跡的に
2本の古桜は、蘇りました。
その荘川桜の桜守から、5年前に幼苗をいただきました。
『花が咲くまでに10年はかかるよ~』と言われたのですが…
なんと、5年で花開くという嬉しい誤算☆
『ソメイヨシノ』の寿命は60年ほどだそうですが、
この桜は、『エドヒガン』と言う種類でとても長寿です。
山高の神代桜は約2000年とのこと。
我が家の桜が、これから何年先まで美しい花を咲かせて
くれるのかな?
かる~く100年くらいは大丈夫でしょうか?
その頃は、どんな時代になっていると思いますか?
そして、さらに2年前、同じく荘川桜の幼苗を桜守から
1本譲り受け千両荘の庭に植えました。
(きっと、服部君が桜の写真をアップしてくれるでしょう。)
『千両荘の庭で、みんなでお花見がしたい!』
お花見ができるようになるまで、もうしばらくかかりそうですが、
我が家の桜と一緒に成長を楽しみたいです。
ダムの底に沈みそうになっても、奇跡の復活を遂げた古桜の子供が
豊川の地で生き続けるという不思議な縁。
末永~く見守っていて欲しいものです。 宮道
syoukawa sakura